こんにちは、taroriです。
海外ドラマ、マジシャンズ(原題:The Magicians)の解説を丁寧にしていきます。
1話1話、気づいたところは細かいところまで解説していく予定です!
英語の勉強になるとか固いことは言わず、
マジシャンズを楽しむことだけに特化した解説記事にしていきたいと思っています!
ちなみに、私は演者たちの声が聞きたいのでhuluの字幕版で見ています!
ここからはネタバレ注意です!
Unauthorized Magic -運命の出会い-
最初の舞台はアメリカ、ニューヨーク。
とある扉が開き、向こう側にはきれいな芝生が敷かれている、自然豊かそうな世界。
そこから来るのはスーツを着ている中年男性、Dean Henry Fogg(ヘンリー・フォッグ)。
ベンチに座り、新聞を開くと待ち合わせをしていたようで、一人の女性が現れます。
女性はいつも”重要で緊急”なことをHenryに話すらしいです。
そしてこの女性の喋り方、イギリス英語ですね。これも少し伏線?
そして、彼女は”ついに起こるわ”と、何かが起きようとしていることを伝えに来ました。
Henryが開いていた新聞には「地球温暖化:明確な証拠?」と書かれており、その上に彼女は大きな蛾を置きます。気持ち悪いですね笑
でもこの”蛾”も、伏線なので是非覚えておいてくださいね!
しかし、Henryはこの緊急自体に”彼らはまだ入学前だ”と言っています。
そして女性も、”彼が来る前に何かを習得させなきゃ”と焦っています。
彼らって誰~彼ってだれ~ですね。
でも取り敢えず、重要なひとたちがとにかく存在していて、その人たちは入学前で未熟な若者で、早く入学させて”彼”に対抗できるように何か学ばせなければいけないのですね。
そして、彼女はHenryに”彼らを育てるのはあなたの仕事”と言っていますね。
つまりHenryは、なんかの先生?
そして、彼女は特にある男の生徒について気にしています。
これも、誰のことでしょう・・・
でもとにかく、Henryは最善を尽くしてくれるようです。
そして、念の為に、と彼女から懐中時計を渡されます。
彼女はHenryに”ところで彼は大丈夫なのか”とたずねますが、Henryは”そうでもないかも”と。
このときの”彼”とは、彼女が気にしている未入学の男の生徒についてですね。
そして、彼女は”彼”はどこにいるのか訪ねます。
Henry、なんだか気まずそうです。笑
精神保健クリニック
シーンは変わり、精神保健クリニックです。精神科の病院ですね。
マジックショーのようにコインを手でコロコロと転がし、どこかへ消えたように見せているのがこのドラマの主人公、Quentin Coldwater (クエンティン・コールドウォーター)です。
やっと出てきたー。主人公!笑
そう、さっきHenryと喋っていた彼女が気にしていた生徒は、Quentinのことだったのですね。
Quentinは精神科にお世話になっているようだし、”パーティーの人気者ね”なんて言われていますがなんだかほっとけなさそうな危なっかしい感じですね!
パーティー
またシーンは変わり、パーティー会場。
ここからのシーンは、”精神科の面談”と”パーティー会場”とを行き来します。
気まずそうに一人座っているQuentin。女性はあまり得意な方ではなさそうですね。
そしてまたシーンは面談にもどり、現状を聞かれます。
Quentin的にはもう病院に通いたくないので、”気分がいい”と答えますが、面談相手の医者らしき人はその答えを疑っていますね。
パーティーでも若者らしからぬ?難しい話をしているし、周りのみんなもついていけていない様子・・・。
それでも彼は、自分は正常であると思っていて、それを主張しようと、”マンガを手放しまじめに生きる”と医者に表明しています。
ここで言っている”マンガ”は、サラッと出てきたけど、とても重要です。
日本だったら、大人がマンガを読んでるくらい普通じゃん!と思いますが、アメリカだとそうでもないんですかね?ヲタ文化がまだまだですね!笑
シーンはパーティー会場に戻り、なにやらQuentinと親しそうな女性がいますね。
彼女もこのドラマの重要な人物!Julia Wicker (ジュリア・ウィッカー)です。
JuliaはQuentinの幼馴染です。
でもJuliaはQuentinと違って、彼氏もいてイケイケそう!そして超美人!!!笑
JuliaはこっちにおいでよとQuentinを誘ったのに、飲み物をとってくると断られ、Quentinのことが心配そうです。
シーンは面談に戻り、Quentinは医者に大学卒業後の進路について聞かれます。
Quentinは大学院に進むつもりで、今度イェール大学の院の面接があることを伝えます。
医者は、卒業後も精神科通いを進めますが、Quentinはこれを頑なに拒否。
そしてまたパーティー会場へ場面は戻りますが、あれ、Quentin、パーティーを抜け出して本を読んでいます!
「フィロリーとその先」という本を読んでいるようです。
この本が先ほどQuentinが手放すと言っていた”マンガ”ですね。
どう見ても本のようですけど、huluの日本語訳ではマンガと表現されていました。
というのも、この本は子供向けだからです。
Fillory and Further -フィロリーとその先-
さて、シーンは変わり、Quentinが読んでいる「フィロリーとその先」の物語へ。
この時計、とっても重要!是非覚えておいてくださいね。
「フィロリーとその先」の主人公はRupert(ルーパート)、Martin(マーティン)、Jane(ジェーン)のChatwins(チャットウィン3兄弟)です。
MartinとJaneが双子で、Rupertは2人の兄です。
3人は田舎へ送られましたが、
Martinは陰気な性格で憂鬱と戦う為に不思議な物語に没頭しました。
それがこの時計の中にある世界で、その世界をRupertとJaneは現実だとは思っていません。
というのも、Rupertは戦争で早々に大人になってしまい、Janeは懐疑論者だからです。
懐疑論者とは:哲学で、人間の認識力を不確実なものとし、客観的、普遍的真理の認識の可能性を疑っていっさいの判断を差し控える態度。
コトバンク 懐疑主義
Martinに誘われて、 RupertとJaneは時計の中へ入っていきます。
中に現れたのは自然豊かな世界。そう、ここが、フィロリーです。
フィロリーは”魔法の国”なのです。
そしてJaneは何かを見つけて2人を呼びます。
そこには木に埋め込まれた時計がありました。
さっき、ここに来るために通った時計は8時頃を指していましたが、
この木に埋め込まれている時計は1時30分頃を指していますね。
ここからも別世界であるということがわかります。
そして、フィロリーはChatwinsを待っていました。
ここからがこの物語の始まりです。
そしてこの冒険はおとぎ話ではありません。
ここまでが「フィロリーとその先」の物語の内容です。
おとぎ話じゃないって、どういうことなんでしょう・・・。
QuentinとJulia@パーティー
シーンはまた現実世界に戻り、「フィロリーとその先」を読んでいるQuentinのところにJuliaが来ます。
Juliaは”本なんか読んでないで女の子を捕まえてきな”といいますが、Quentinは”初版本だからイーベイで売ってしまう前に読んでおきたい”といいます。
イーベイとは:eBay 世界通販サイト。世界版メルカリ。
さらにJuliaは”週末電話したのよ、どこにいたの?”とQuentinに聞きますが、”田舎の父のところに行っていたよ”とウソをつきます。
(本当は精神保健クリニックにいました。)
イェール大学院のOB面接
またシーンは変わり、精神科の面談で言っていたイェール大学院のOB面接の日です。
QuentinとJuliaは、OB宅へ到着しましたが、チャイムを鳴らしても誰も出てきません。
鍵が空いていたので2人は中へ入っていきます。
すると、QuentinはOB宅にある時計が「フィロリーとその先」の表紙に描かれているものと同じであることに気がつきます。
ですがその瞬間、Juliaの悲鳴が聞こえるて振り返ると、OBが椅子の上で死んでいます。
救急救命士みないなひとが駆けつけて”死んでいる”と確認します。
そしてJuliaは救命士に”帰ってもいいか”と許可を取り、2人は帰ります。
帰り際に2人は救命士に”これはあなたに”と封筒を渡されます。
なんで救命士が彼らへ封筒を渡すのでしょうか。。。
ここも伏線です。彼女の顔を是非覚えておいてください!
そして、封筒の中身はというと、1952年に書かれたと記される「フィロリーとその先」の第6巻の原稿です!
パーティー会場にあったQuentinの本棚には1~5巻までしかありませんでしたね!
「フィロリーとその先」には続きがあるという噂があって、それが本当だったということが分かり、
フィロリー好きのQuentinにとってはテンションが上がりまくる出来事です。
しかし、死体現場を見た直後のJuliaはそんなことよりもショックが大きく、Quentinを叱ります。
そして、Quentinに”本から離れられないのね”と呆れます。
するとQuentinは”Juliaだってフィロリーが好きじゃないか”といいますが、”それは昔の話だと”言われてしまいます。
さらにQuentinは”Juliaの影響で魔法を覚えた”といいますが、”楽しかったけど、そんなのヲタクの遊びよ”と言われ、
Quentinは”ヲタクで悪かったな”と皮肉り、さらに”君は彼氏と出会って変わってしまった”と言ってしまいます。
そしてJuliaは、本当は週末、精神保健クリニックにいたんでしょと言い、
子供みたいなことばかり言っていないでこれからをしっかり生きて欲しいとなだめます。
そしてJuliaは彼氏に会いに行くと2人は別れます。
この2人は昔から一緒に本を読んで、魔法ごっこをして、楽しく遊んでいたのでしょうね。
Quentinはずっとそれを引きずっていて、そんな大人になれきれないQuentinに
Juliaは叱りつつ、優しい言葉をかける。Juliaはお母さんみたいな存在ですね!
ブレイクビルズ大学院の試験
Juliaと別れたあと、続きが気になってしかたないQuentinは歩きながら「フィロリーとその先」の第6巻を読んでいます。
すると、原稿の1枚が風に飛ばされてしまいます。
追いかけるQuentinですが、掴もうとするとするりと抜けてしまい、どこかへ導かれているようです。
そしてQuentinがたどり着いた先はどこかの大学のようです。
さっきは夜だったのに明るくなって、急に雰囲気が変わります。
一方、Juliaもエレベーターに乗って3階へ行こうとしますが、エレベーターは違う階へ行ってしまいます。
そして着いた先はどこかの試験会場です。
QuentinとJulia、同じ場所にたどり着いたようです!さっき別れたのに!
ここはブレイクビルズ大学(Brakebills)です。
なにやら待機している人が・・・
Quentinを待っていたようですね。
彼の名前はEliot Waugh (エリオット)。彼もとても重要な人物!
そして私の一番だいすきなキャラクターです♪
EliotはQuentinに着いてくるよう言い、ここはブレイクビルズ大学で、
Quentinは大学院の試験に招かれたのだと説明します。
訳もわからぬまま誘導されるQuentin。
魔法適正試験
とにかく試験会場へ着くと、あれ、このおじさん!本編の最初に出てきたHenryですね。
Henryはブレイクビルズの学生部長、つまり大学の先生だったのですね。
Henryは質問は後で受け付けるとし、”君たちは合格することが唯一の仕事だ”と言い説明もそこそこに、試験を始めます。
試験用紙の文字や絵は動いていて、最初は戸惑うQuentinでしたが、なにかコツを掴んだようです。
一方Juliaは、試験に戸惑い試験官のHenryに質問しようとしますが、”質問は無し”とされ質問できずじまいでした。
筆記試験が終わると、次へ進むように促されます。
ここでQuentinとJuliaはお互いが同じ会場にいたことに気がつき、これは現実なんだとお互い確認し合います。
魔法面接
Juliaは個別面談で先ほどの筆記試験が魔法の適正テストであったことを説明されます。
魔法が本当に存在することを知ったJuliaは嬉しくなりますが、面談相手に”不合格だ”と言い渡されてしまいます。
“魔法の存在を知った今、諦めるなんてできない、再試験を”と訴えますが、”ここであったことを忘れさせるから大丈夫だよ”と忘却の魔法をかけられそうになります。
しかし、賢いJuliaはブレイクビルズであったことを、魔法、ブレイクビルズの存在を忘れないように、と指輪で自分の腕に傷をつけます。
一方Quentinは、集団面接を受けているようです。
Juliaと違い、魔法適正テストに通ったので次の試験が受けられるようですね。
QuentinはHenryに”魔法を見せて”と言われ、トランプを渡されます。
しかしQuentinは魔法ではなく、手品を披露使用としてHenryに”それではなく、本物の魔法を”と言われます。
戸惑ってトランプをぶちまけてしまうQuentinに魔法が湧き出てくるようにとHenryは語りかけ、Quentinを怒らせます。
するとQuentin、トランプを宙に浮かせ操ってしまいます。
自分でも自身の行動を理解できずに、驚いてその場に倒れ込んでしまいます。
フィロリーでJaneと話すQuentin
シーンは変わり、なぜかフィロリーにいるQuentin。
フィロリーの時計を触ろうとするQuentinにJaneが木の上から”時間を操るのは難しい。むしろ逆効果よ”と言います。
Quentinは「フィロリーとその先」のJaneがいることもびっくりだし、”逆効果ってどういうこと?”と聞きます。
ですがJaneは”どうせ来るわ”といいます。”誰が?”とQuentinが聞くと、”野獣よ”と答えます。
Jane、時間を操るのが逆効果って意味全然教えてくんない!笑
Janeは話を続け、野獣にとってQuentinが標的であり、大学でQuentinのことをみつけると言っています。
そして、Quentinになにかを覚えなきゃと言いますが、何を覚えなければいけないのかも教えてくれません。
さらに、「庭の小道」が危険で、そこにいるとみんな野獣に殺されるとまで言っています。
とにかく、このシーンでのポイントは”時間操作”、”野獣“、”庭の小道”っぽいですね。
そして、、、寝落ちでした。夢でフィロリーへ行っていたんですね!
Quentinは飛び起きて、集団面接で魔法を使った時のトランプを確認し、魔法は夢ではなく現実であることを再確認します。
魔法の存在を探すJulia
シーンは変わり、NYにいるJuliaです。
彼氏の隣で目覚めますが、自分の右腕の傷を見てブレイクビルズ、魔法について思い出します。
そしてネット検索・・・。
HenryとQuentinの個別面談
シーンは変わり、QuentinとHenryの個別面談です。
“魔法は存在する”と改めてHenryがQuentinに説明します。
そして、ブレイクビルズは3年間の課程を経て、学生の魔法を最大限にさせ、卒業後は自由にしていいと言います。
ここでQuentinはJuliaが試験に落ちてしまったことを知ります。
さらに、イェール大学院のOB面接で亡くなっていたOBがボブというHenryの部下であったこと、死んでしまったのは想定外であったことを伝えられます。
Quentinが「魔法使いだったから死んでしまったの?」と聞きますが、Henryは「糖尿病だったからだ」と答えます。笑
そして、「フィロリーとその先」の第6巻の原稿が入った封筒を渡してきた救命士がフリーのスカウトであることも伝えられます。
そして、HenryはQuentinに”君は鬱ではない。異常ではないが、怒っている。君は正しい。そして、ここではもう薬はいらないよ。”と伝えます。
今まで変人扱いされてきて、精神科にも通わされて、誰も認めてくれなかったけど、初めてHenryが自分自身を認めてくれてQuentinは嬉しそうです。
ルームメイト
シーンは変わり、学生寮です。Quentinの部屋にはルームメイトが到着していました。
ルームメイトの名前はWilliam “Penny” Adiyodi(ペニー)です。彼もとっても重要人物!
それから、Pennyは魔法適正試験のときにQuentinの隣に座っていた彼ですね!
さっきQuentinが飛び起きたときにベッドの横で確認した「フィロリーとその先」の第6巻の原稿が無くなっていることに気がつきます。
Quentinは”ここに原稿があったはずなんだけど”とPennyに少し疑いをかけますが、
Pennyは”俺が盗んだと思ってんのか?なんであんなガキ臭い本に執着している?”と言って
Quentinを怒らせます。
そこでさっき試験会場まで案内してくれたEliotとイケイケ女子が喧嘩しそうになる二人の止めに入ります。
このイケイケ女子の名前はMargo Hanson(マーゴ)です。彼女も重要人物!
Margoの魔性の女感はすごいですね。笑
学校案内
EliotとMargoは上級生なので、Quentinに学校案内をしてくれるようです。
ブレイクビルズでは、最初は学生寮に入って、そのうち学生の才能に応じてそれぞれの家に入るそうです。
Eliotは、どんな才能があるのか説明してくれています。
物質派、幻影派、自然派、知識派、ヒーリング派、心霊派などがあるそう。
物質派は念動で動かしたり持ち上げたり、空を飛べる物も多い。そしてパーティー好きなんだとか。
物質派がよくある魔法って感じですかね!
ちなみに、EliotとMargoは物質派です。
そして心霊派は負け犬の集まりなんだとか・・・。
そして、3年目の生き残りの2人が現れます。とても暗そう・・・。
3年目の生徒は最初20人いたのに今は4人にまで減ってしまったが、減少した理由は不明なんだとか。
殺されたか落第か退屈したかなどと噂されていますが、「庭の小道」にいて魔法で殺されてしまったという噂もあるそうです。
みなさん覚えてますか、「庭の小道」。QuentinがフィロリーでJaneに「庭の小道は危険だ」と言われていましたね。
初めての授業
さて、初めての授業です!!
先生は生徒たちに”魔法があることを確認したが、それを駆使できるか”と問いかけます。
そこでAlice Quinn(アリス・クイン)が教壇に呼ばれます。
AliceもQuentinの次に重要な人物です!とても美人ですが、とても真面目そうですね。
ここでまた新しい登場人物!Kady Orloff-Diaz(ケイディ)です。
Aliceが教壇に呼ばれ、魔法を使おうとしている様子に”深刻だこと”とKadyは茶化します。
そこでPennyが”失礼だろ?”と注意します。
Aliceはそれが聞こえてKadyを睨みます。気まずいですね。。。
見事Aliceは魔法を使い、ガラス玉?を動く馬に変えることができました!
みんな圧巻されて、拍手です。
まだなにも習ってないのに優秀ですね。Harry Potterでいうハーマイオニー的な感じかな?
そしてPennyはKadyの心を読んだみたいです。
何と読んだのかがよくわかりませんが、Kadyへの答えは”yes”なんだそうです。
さらに、Kadyには心を読んだのではなく、推測したのだと言っています。
これがきっかけで?2人はカップルになりました。
独りぼっちの魔法使い
シーンは変わり、休み時間に集まっているMargoとQuentinとEliot。
歩いているAliceを見たMargoが”シャイだけど高慢な嫌われ者って毎年必ずいるのよね”と、Aliceを見た目で判断します。
それに対して、Quentinが咄嗟に”Aliceはすごいんだよ”と否定します。
Margoは、彼女がAlice Quinnだっていうなら、
彼女の家族は全員魔法使いだからどう頑張っても無駄だと自習を頑張るQuentinにいいます。
「家族全員が魔法使い」=「恵まれた環境で育っているから魔法がうまいのは当然、魔法界だって不平等だ」ということを言いたいのでしょうね。
それにしても、顔は知られてないけど名前は知られているなんて、Aliceは有名人なのでしょうか?
そんなAliceに、こっちに話そうよとMargoが誘いますが、Aliceをじっと見て噂話をされていたのが気に食わなかったのか、一人で去っていってしまいます。
そしてEliotが一言、「独りぼっちの魔法使い」とつぶやきます。
Aliceはカフェで一人で自習していました。
このAliceが見ている本に描かれている絵は伏線なので、なんとなく覚えておいてください!
そこにQuentinが現れ、Aliceにさっき噂話をしていたことを謝罪します。
そしてAliceが魔法を上手に使えることに嫉妬していること、自分は向こうの世界(魔法のなかった世界)では友達や親にまで変人扱いされていたことを伝えます。
ですがAliceは、自分が恵まれた環境で育ったとみんなに思われているが、
実際には両親に魔法を教えてもらったことはないし、努力しているということ、
それから両親は異常だったと伝え、全然恵まれてなんかいなかったと主張します。
Aliceはなんだかすごい家庭の事情を抱えていそうですね・・・。
Jamesからの電話
シーンは変わり、校内の公衆電話でJuliaの彼氏、James(ジェームズ)と電話をするQuentin。
どうやら、Jamesは何度もQuentinに電話をかけていたそうですが、
学校内では、というかこの魔法の世界では携帯電話は使えないようです。
Jamesが言うには、Juliaの様子がここ最近おかしいとのこと。
理由がわからなから、幼馴染のQuentinに助けを求めて電話をしたそうです。
そりゃJamesから見たらJuliaの様子は変ですよね。
Juliaは魔法の存在を知ってしまったけど、”魔法”なんて誰も信じるわけがないので、このことは誰にも相談できません。
でも、魔法の存在を再確認するために取り憑かれたように、ネット検索を繰り返しているのです。
そして今日はJuliaの誕生日なので、誕生日パーティーを開くとのこと。
タイミングよくQuentinの元にEliotとMargoが現れて、二人もパーティーに行くというのです。
もう二人の準備は万端です!
とにかくパーティーが好きなので、二人にとってはどんなパーティーでもいいわけですね。笑
向こうの世界に行ったら僕たちなしでは帰ってこれなくなるよと少し脅し気味に3人でJuliaの誕生日パーティーに参加します。
Juliaの誕生日パーティー
シーンは変わり、Juliaの誕生日パーティーです。
自分の誕生日パーティーなのに、超絶つまらなそうなJulia。
周りのみんなが楽しませようとしてくれています。
そんなところにQuentinが到着し、Juliaとあいさつを交わしますが、やはり様子が変だとすぐにわかります。
Juliaはドリンクを取りに行き、知らない男に少し話しかけられます。
ですが、Juliaは気分が乗らないので軽く受け流します。
外で一人いるJuliaの元にQuentinが様子を伺いに来ます。
Juliaは突然、Quentinにブレイクビルズに自分の再試験ができるようお願いしてと頼みます。
Quentinは、Juliaが魔法について、そしてブレイクビルズについて覚えていることに驚きますが、
Juliaは、ブレイクビルズで付けた傷を見せながら、
魔法などについて覚えている理由はわからないけど、絶対に忘れないと言います。
Juliaの魔法への執着心がすごいですね。
そして、自分の魔法を見てとQuentinに魔法を披露します。
Juliaは、ネット検索で魔法の使い方もしっかり検索していたのでしょうね。努力家です。
ここまでしてお願いしているJuliaですが、Quentinから、君はこの世界でもうまくやっていけるんだからこの世界で生きていくんだと言われてしまいます。
そして、しっかりパーティーを楽しんだ様子のEliotとMargoと共にQuentinはブレイクビルズに帰るようです。
変な男
Juliaがトイレで鏡を見ていると、着ていたシャツのボタンが全て外れてしまいます。
着ていたシャツがめくれ上がって、シャツで腕を縛られ拘束されてしまいます。
この流れは人の手が直接触れていないので、Juliaは誰か他の魔法使いによって拘束されてしまったわけです。
そして、このシーン、セクシーですね。これも大人版ハリーポッターと言われる点ですね。
そして、Juliaに魔法をかけた魔法使いが現れます。
この男、さっきJuliaがドリンクを取りに行ったときにバーで話しかけてきた男ですね。
男は”僕は君になんでもできる”と言い、怯えるJuliaを挑発します。
挑発されたJuliaは自分の魔法で拘束を解き、強い魔法を放ちます。
男は驚いた様子ですが、Juliaの能力が確認できたと喜んでいます。
そして、”ブレイクビルズだけじゃなく、”僕ら”も君に注目していたんだ”と伝えます。
Juliaには十分な才能がありそうなのに、なんでブレイクビルズは落としたのでしょうか。
そして、僕らって誰ですかー!!!
再びフィロリーへ
シーンは変わり、図書館で居眠りをしているQuentin。
ドアの激しいノックで目を覚まし、ドアに向かって行きます。
不思議と周りのみんなにノックは聞こえていないようですね。
ドアを開けると、そこには草木の生い茂る場所が。
そう、ここはフィロリーです。
そこにはJaneがいて、”Quentinがいつフィロリーに来るべきで、いつフィロリーに来るかは、フィロリーが決める”と言います。
そして、”言いつけを守らず小道にいたわね。本当に殺されるよ。”とQuentinを叱ります。
そして、Quentinにとって、ブレイクビルズがどんなに好きで快適でも長くはいられないとも。
Quentinは、Janeが自分の夢の中にいる本の主人公なのに、なんでそんなこと言われなけばいけないのかとJaneに対して怒っています。
Quentinは、Janeが言っている”小道にいると殺される”ということを全く信じていません。
さらに、ブレイクビルズはフィロリーとは違って、おとぎ話ではなく、自分の居場所なんだと伝えます。
そんなQuentinにJaneは、”ブレイクビルズはただのツールで運命の始点なだけ、ブレイクビルズに依存してはいけない”と話します。
そして、”戦うために答えを求めて”と迫ります。
はて、戦いとはなんとことなのでしょうか。。。
エピソード冒頭でHenryと女性が話していたことかな・・・。
謎のマーク
さて、2人は「RUPERT CHATWIN」と書かれた墓らしきものの前で話をしていました。
そこにマークが現れ光っています。
マークを不思議に思ったQuentinはJaneに聞きますが、”自分で確かめて”と、マークにQuentinの手を押し当てます。
(え、Jane普通にやべぇやつ・・・)
Quentinが寝落ちから覚めると、手にはマークがくっきり残っていました。
そしてこのマーク、Aliceが自習していたときに使っていた本に描かれていたものです。
そこで、Quentinは手についたマークについて聞くためにAliceに会いに行きます。
Aliceはこのマークについて過度に反応しています。
そしてAliceは、死者を呼び出すために、Quentinに2年前に禁じられた本、”エストニア語の辞書”を学生部長(Henry)の部屋から持ち出し、今夜10時に管理棟に持ってくるように指示します。
しかしQuentinは、禁じられた本をHenryの部屋から盗んで退学になりたくないと言いますが、Aliceの得意な勉強を手伝うからと説得されます。
あのマークは死者を呼び出すためのマークなんですかね。
にしてもQuentin、簡単ですね。。。笑
夜10時の管理棟
シーンは変わり、お楽しみ後のPennyとKady。
何かに反応するPennyですが、無視しようとします。
でも、その”何か”を無視しきれず、しょうがなく対応します。
Pennyは、なにかが聞こえることをKadyに言ったら”心霊派”だと言われるのが嫌で、
なにかが聞こえることを隠そうとしますが、結局”声”が聞こえることを伝えます。
心霊派だと思われるのが嫌なのは、前述したように、心霊派=負け犬というイメージがあるからです。
そして、Pennyはそのなにかに従って行くところがあると伝え、Kadyも一緒について行きます。
真夜中までに
シーンは変わり、夜の管理棟です。
QuentinとAliceは、死者を呼び出すために本を読み漁っています。
ここで、Quentinは手のマークが消えて気が楽になりました。
そしてQuentinが読んでいる本によると、死者の名前が必要だそうで、Aliceに聞きます。
死者の名前は、Charlie(チャーリー)で、彼はAliceのお兄さんだそう。
5年前にとてもひどい状態で亡くなったのだが、死因は誰も教えてくれないから、Aliceは兄、Charlieの死の謎を解くためにブレイクビルズに来たのだと言います。
そして、真夜中までに死者を呼び出そうとしますが、Aliceが読んでいる本によると、2人だけじゃこの魔法は完成できないそうです。
そこへタイミングよくPennyとKadyが現れます。
そして、Aliceは”魔法を使える人が4人が必要”だったので、これで揃ったと喜びます。
Pennyが声に呼ばれたのはこのためだったのですね。
準備が完了して、0時前。
ちょうど0時になるころに死者が現れる予定です。
4人は、死者を迎えるために鏡を見ますが、なにも起きません。
魔法は失敗したと、解散していくPennyとKady。
Quentinは片付けを始めます。Aliceは残念そうにしますが、諦めます。
そして全員が去ったあとに鏡にニコちゃんマークが描かれます。
魔法は成功したのですね。ですが、姿が見えない。どういうこと!
廃墟へ入って行くJuliaと男
シーンは変わり、NYのどこかの廃墟です。
Juliaは、トイレで出会った魔法使いの男に、連れられて来ました。
この男の魔法使いたちには「要求せず依頼する」、「 安全第一に時間をかけて忍耐強く」、「財布を放置するな」という規則があるそうです。
財布を放置するな、というあたり、治安は良くないようですね。笑
男は、廃墟のドアをノックし、向こう側に自分の腕に描かれたタトゥーを見せて中に入れてもらいます。
蛾をまとった男
シーンは変わり、ブレイクビルズで授業を受ける学生たち。
Quentinは退屈そうにコインを手で転がしています。
時計が12時を指そうとしているときに、針がなかなか12時を指そうとしません。
時間が操作されていそうですね。
学生部長であるHenryも時計の異変に気づき、急いでどこかへ走り出します。
12時を指したころ、授業中の学生、先生の動きが止まります。
体は固まってしまいますが、目だけは動いて、周りは見える状態です。
すると教室内の鏡から蛾をまとった男が出てきます。
出てきた蛾男は授業中の先生を魔法で殺します。
そこへHenryが現れ、蛾男を倒そうとしますが、蛾男のほうが全然強くて敵いません。
Henryは蛾男に目をえぐられます。
!!!グロい画像が出てくるので閲覧注意!!!
蛾男はHenryの目を使ってニコちゃんマークを描きます。
そう、昨夜Quentinたち4人はこの蛾男を呼び出してしまったのです。
そして、体が動かせないはずのQuentinは手を動かそうとして、転がしていたコインを落としてしまいます。
この音に気づいた蛾男がQuentinに近づき、”見つけた”といいます。
ここでEpisode1は終了です。
めっちゃ長くなってしまいましたが、細かく記したので、本編を思い出しながら読んでいただくことができたと思います!
そして、最後の蛾男!
そうです、エピソードの最初でHenryとイギリス英語の女のひとが恐れていた”彼”です。
※最初に二人が話していた”彼ら”はQuentinたち学生のことですね!
さらに、Quentinに”見つけた”と言っていたということは、Janeが言っていた野獣???
蛾男めっちゃ強い、そしてグロい・・・。
また次回をお楽しみに!